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消化器内科

当院は、小腸カプセル内視鏡検査・
大腸カプセル内視鏡検査を導入しています

小腸カプセル内視鏡検査

小腸は、全長が6m〜7mと長く、全消化管の75%を占める、体内でも最も長い臓器であり、従来、診断が困難で「暗黒大陸」と呼ばれていましたが、カプセル内視鏡の登場で、今まで診断が困難であった小腸の血管性病変、潰瘍、腫瘍、などが検出されるようになりました。

特に原因不明の消化管出血例のうち小腸腫瘍が発見された症例は、全562症例のうち約9%にのぼり、そのうち約半数が悪性腫瘍であったとの報告もありました。

カプセル内視鏡を飲むことで小腸内を直接観察し、クローン病や原因不明の消化管出血など小腸疾患の診断を簡単に苦痛なく行える検査です。

検査について

小腸カプセル内視鏡検査は超小型カメラを内蔵した長さ26mm×幅11mmのカプセルを口から飲み込むだけの内視鏡検査です。カプセル内視鏡はLED光源、バッテリーを内蔵しており、消化管を通過しながら撮像し、記録装置にワイヤレス転送します。医師はこの画像をもとに小腸の診断を行います。

撮影を終えたカプセルは排便時、体外に排出されます。

小腸カプセル内視鏡検査の特徴

従来の小腸検査に比べ、苦痛がほとんど無い検査です。

検査中は日常生活ができます。

検査開始2時間後からお水、4時間後から軽い食事を取ることができます。

保険適用について

小腸カプセル内視鏡検査は保険適用となります。詳しくは医師にご相談ください。

 

 

大腸カプセル内視鏡検査

日本では年々大腸がん患者は増加しており、がん種類別死亡率で男性では第3位、女性では第1位になっています。
大腸がんは自覚症状がなく進行してから見つかる場合が多いため、早期発見・早期治療に心掛けることが必要で、日本の検診ガイドラインでは、40歳を超えるすべての人に便潜血検査(FOBT)を受けるよう呼びかけていますが、その検診受診率は低く、実際に検診を受けている人はほんの27%にとどまっています※1。
さらに、患者様の便に血液が認められた場合(大腸がんや他の疾患の可能性を示唆している)でも、さまざまな理由から、推奨されている大腸内視鏡検査を受診する患者様は58%しかいません※2。
大腸カプセル内視鏡検査は、簡便で非常に侵襲性が低いという特長のある検査で、従来の大腸検査に対して精神的苦慮・心配を抱える患者さんの代替検査としても期待されています。

※1 厚生労働省平成24 年国民生活基礎調査
※2 社団法人日本消化器がん検診学会平成22 年度全国集計資料集(2012 年発行)

検査について

大腸カプセル内視鏡は超小型カメラを内蔵した長さ31.5mm×幅11.6mmのカプセルを口から飲み込むだけの内視鏡検査です。カプセル内視鏡は前後両方向にカメラを備え、LED光源、バッテリーを内蔵しており、消化管を通過しながら撮像し、記録装置にワイヤレス転送します。医師はこの画像をもとに大腸の診断を行います。

 

大腸カプセル内視鏡検査の特徴

・ 従来の大腸検査に比べ、苦痛がほとんど無い検査です。
・カプセル内視鏡とはカプセル型の内視鏡を、水分と一緒に飲んでいただき消化管を通過しながら、大腸の内部の写真を撮影していく最新の大腸内視鏡検査です。
・従来の大腸検査に比べ、鎮静剤が不要で苦痛が少なく、放射線被ばくの心配もありません。
・下剤を飲む必要はありますが、大腸にガスを注入しないため、検査中のおなかの張りがありません。
・肛門からは何も挿入しないため恥ずかしさもありません。
福岡輝栄会病院は福岡県下でも数少ない大腸カプセル内視鏡検査を行っている施設です。

保険適用について

大腸カプセル内視鏡検査は、下記のどちらかにあてはまる場合、保険適用となる場合がございます。
詳しくは医師にご相談ください。

1.以前に大腸内視鏡検査を受けたが、痛みや癒着などが原因で最深部(盲腸)までスコープが届かなかった、
  または途中で検査を中止した。

2.お腹の手術歴、腸の炎症、肥満などの理由で大腸内視鏡の挿入が困難と判断される方。