臨床研究における情報公開
医療法人輝栄会 福岡輝栄会病院では、臨床研究や医療の質の向上を目的とした取り組みにおいて、患者さんの情報や試料を利用する際の情報公開と、それに対するオプトアウトの機会を設けています。
1. 臨床研究等における情報公開(オプトアウト)
当院で実施される研究や事業の中には、通常、患者さん一人ひとりから同意を得る(インフォームド・コンセント)代わりに、研究の概要を公開することで、患者さんに拒否の機会を保障する方法(オプトアウト)を採用しているものがあります。
対象となる研究例
既に診療で得られた情報や試料のみを使用する研究、イベント参加者のアンケート結果を利用する研究など、患者さんへの侵襲や介入が少ない研究。
情報公開の方法
病院のウェブサイトや院内掲示などで研究の目的、内容、利用する情報などを公開します。
オプトアウト(拒否)の権利
公開された情報をご覧になり、ご自身の診療情報などが研究に利用されることを望まない場合は、いつでも利用の停止を申し出ることができます。
2. 適応外使用医薬品等における情報公開(オプトアウト)
当院では、治療上必要と判断され、院内の委員会で承認された適応外使用医薬品や医療機器の使用についても、倫理的配慮から、オプトアウトの仕組みを用いて情報を公開しています。
対象
科学的に相当の根拠があり、倫理的な問題が極めて少なく、患者さんに有益であると考えられる適応外使用。
情報公開
承認された使用内容について、ウェブサイト等で公開します。
3. オプトアウトのお申し出について
ご自身のデータや情報が上記のような研究や使用に利用されることを希望されない場合は、公開されている各情報の担当窓口または担当医までお申し出ください。
お申し出があった場合、その後の診療において患者さんが不利益を被ることは一切ありません。
当院のウェブサイトには、個別の研究や適応外使用に関する情報が公開されています。
より具体的な内容を確認されたい場合は、そちらもご覧ください。
レセプトおよび DPC データを用いた循環器疾患における医療の質の向上に資する研究について
お問い合わせ
医療法人 輝栄会 福岡輝栄会病院(薬剤部)
〒813-0044 福岡市東区千早4丁目14-40
TEL:092-681-3115(代表)(福岡輝栄会病院 事務部)
FAX 092-681-3972
※詳細につきましては、担当者へ連絡を取る必要があるためお時間を頂くことがございます。ご了承ください。






