リハビリテーション科
リハビリテーション科は、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の約40人で構成されています。脳卒中、神経筋疾患、整形外科疾患、心大血管疾患、廃用症候群等の患者様に急性期から回復期・維持期まで連携してリハビリテーションを行っています。
オーダーメイドのリハビリテーション
当院のリハビリテーションは患者様に対して医師、看護師等の他職種と相談し、患者様一人一人、本人様・ご家族様の要望に合ったオーダーメイドのリハビリテーションを提供し患者様の心身のケアを行っています。急性期病棟、回復期病棟、地域包括ケア病棟、療養病棟があり、転院することなく退院に向けてリハビリテーションすることができます。様々な疾患で入院された患者様の退院に向けて、痛みを訴える方、うまく歩けない方、日常生活の動作ができない方、言葉が話せないなどの患者様に対してコミュニケーションを密に図り心身のケアに努めます。患者様の退院、そしてこれからの生活や未来に向かって専門の療法士が熱心にお手伝いしていきます。
各専門のスペシャリスト
理学療法
生活に必要な基本動作（寝返り・起き上がり・立ち上がり・歩行など）の訓練をします。
作業療法
生活に必要な応用動作（トイレ・食事・更衣・整容・身だしなみなど）の訓練をします。
言語療法
話す・聞くなどコミュニケーション能力に対する訓練を行います。また、嚥下機能に問題のある方への支援も行います。
当院の各専門リハビリテーション6チーム
脳血管疾患リハビリテーションチーム
運動麻痺、感覚障害、失語症、嚥下障害など多種多様な神経症状に対してそれぞれ専門の療法士が機能回復に努めます。
心大血管疾患リハビリテーションチーム
循環器の医師を中心に、専門のスタッフが患者様に安全なリハビリテーションおよび生活指導を行い、退院の援助を行います。
運動器疾患リハビリテーションチーム
骨折や靱帯損傷など整形疾患のリハビリテーションを整形外科の医師や看護師など他職種と連携し患者様の回復に努めます。
回復期リハビリテーションチーム
回復期専属の医師指導の下、家屋調査、カンファレンス、面談を綿密に行い、患者様の退院後の生活に向けての準備をしていくとともにQOL（生活の質）の向上を図ります。
地域包括ケアリハビリテーションチーム
急性期病棟での治療が終わり、退院に向け不安が残る方に対してリハビリテーションを継続して行い、安心して在宅復帰をして頂けるようリハビリテーションを行っていきます。
訪問リハビリテーションチーム
患者様のご自宅・入居施設に訪問し、普段の生活で困っていることを訓練および指導にて、住み慣れた環境で安心した生活を送れるように必要なリハビリテーションを行います。
