胃内視鏡検査予約
Gastroscopy Reservation

医療機関様の予約

今回、当院ではクリニックをかかりつけとする患者様を対象に本ホームページから胃内視鏡検査の予約受付を開始しました。クリニックでは、行えない内視鏡検査を当院が代理で行うことで患者様の健康管理の一助となり、またクリニックおよび患者様の両方の満足度の向上と地域医療に寄与できればと考えています。

本予約システムにおきましてはかかりつけクリニックの先生と患者様でご相談の上、ご都合の良い日を予約いただけます。検査結果については迅速にクリニックへ共有いたします。予約作業についてはクリニックが行なっていただきますようお願いします。

原則として事前に患者様のご来院は不要ですが、検査当日は簡便で構いませんので、クリニックからの情報提供書(本予約システムで言及できない詳細な患者情報や検査目的、経過などを記載していただくと幸いです)を患者様へご持参いただきますようご準備をお願いします。

※本システムでは現在のところ大腸内視鏡検査予約は対応していませんが、情報提供書にご希望をお伝えいただけましたらこちらで調整いたします。

検査目的

内視鏡にて食道、胃、十二指腸の観察を行い、疾患の有無の確認と評価を行います。

対象となる主な症状

  • 吐き気、嘔吐
  • 喉の違和感
  • 呑酸(酸っぱいものが込み上げる)
  • 胸焼け
  • 胃痛
  • 黒色便
  • 食欲不振
  • 原因不明の体重減少
  • 検診異常
  • ピロリ菌除菌後の経過観察
  • 以前食道–胃疾患で治療歴のある方の定期検査

上記のように何らかの上部消化管症状に対する精査だけでなく、二次検診や定期検査、スクリーニングにもご利用ださい。
また、糖尿病患者様に対する悪性病変の有無の確認や、抗血栓療法導入前/導入中の患者様の出血性病変の有無の確認など、本来内視鏡検査を行うことが望ましいにも関わらず現状機会損失してしまっている患者様が多くいらっしゃると考えています。当院ではそのような患者様に対してやその他、かかりつけの先生の目的に寄り添って検査を行わせていただきます。

ただし、吐血や激しい腹痛などのような緊急性の高い症状がある場合についてはまず当院外来担当医の診察により内視鏡検査の必要性を判断いたしますので、その場合は本システムからの内視鏡のネット予約ではなく、通常通り連携室経由での病院紹介をお願いいたします。

予約から検査までの流れ

  • かかりつけクリニックの先生と患者様で下記<患者様向け説明書>をご確認の上、クリニックより検査予約を行なっていただきます。

    ※この際に、検査目的や患者様の既往および内服歴、その他追加情報など簡便で構いませんので情報提供書としてご準備いただき、検査日に患者様へご持参いただくようにお願いします。

  • ②患者様は予約検査日に当院へ来院していただきます。事前に来院していただく必要はありません。
  • ③受付終了後、消化器内科外来にて外来担当医から患者様へ問診や情報提供書の内容の確認を行います。
  • ④胃内視鏡検査を行います。
  • ⑤検査後、検査医より患者様へ結果説明を行います。また、治療適応疾患を認めた場合には患者様と相談の上で追加検査や後日の外来予約などを行う場合があります。
  • ⑥患者様はご帰宅いただきます。なお、当日中にクリニックまで検査結果をFAXさせていただき、後日郵送にて正式な返事を送付させていただきます。

以上ご確認の上、内視鏡予約お願い申し上げます。

※本システムでの予約が困難な場合にはお電話でも検査予約を受け付けさせていただきます、ご希望の際にはお気軽にご相談ください。

患者様向け注意事項

検査内容

鼻もしくは口から内視鏡を挿入し、食道–胃–十二指腸にかけて直接観察/評価します。

予約時に経鼻もしくは経口内視鏡どちらか選択可能ですが、経鼻内視鏡の場合は原則鎮静剤の使用はできませんのでご了承ください。

検査当日来院の流れ

  • ①受付後まずは消化器内科外来を受診していただき、症状や問診内容の確認を行います。
  • ②内視鏡室にて胃の中の泡や粘液を洗い流すお薬(消泡剤)を飲んでいただきます。
  • ③ベッドに横になっていただき、喉の麻酔スプレーやマウスピースの装着を行います。希望者には鎮静剤の注射を行います。
  • ④内視鏡検査を行います(通常5-10分程度)。
  • ⑤検査終了後鎮静剤使用者は約1時間の安静の後、検査医より結果説明があります。結果次第で追加検査や次回の診察予約などが行われる場合があります。
  • ⑥会計後ご帰宅いただきます。

検査費用の目安

内視鏡検査のみ: 3割負担でおよそ6,000円程度
内視鏡検査時に組織検査を行った場合: およそ20,000円程度
※組織検査1〜3つで料金が変動(胃カメラ+組織検査)

検査によって起こり得る合併症

・使用する薬剤によるアレルギーや副作用
・挿入や処置に伴う出血
・内視鏡による消化管穿孔
・現在治療中の病気(脳梗塞、心筋梗塞、動脈瘤など)の悪化 など

※重篤な併発症(穿孔、大量出血、ショック)の発生率は約0.007%(10万人に7人)とされています。

注意事項

  • 検査前日20時までに夕食をお済ませください。それ以降検査終了後指示があるまでは絶食となります。
  • 水分摂取は、当日検査1時間前までは水やお茶であれば可能です。ただし、コーヒーや色の濃い飲み物、牛乳などの乳製品は避けてください。
  • 朝、服用する薬がある方は朝7時までに内服してください。ただし、糖尿病薬については検査当日のみ中止していただくようお願いします。
  • 検査時に鎮静剤の注射をご希望される方は、車やバイク、自転車での来院はお控えください。また、鎮静剤使用後の影響(眠気、判断力の低下など)は終日持続しますので、ご高齢の方はご家族に付き添っていただくのが望ましく、検査当日の車や自転車の運転、飲酒は避けてください。
    検査時心疾患(狭心症など)や(閉塞隅角)緑内障のある患者様については鎮静剤が使用できませんので、事前に申告していただきますようお願いします。病名についてご不明な方は事前にかかりつけ医へご確認ください。検査前に検査医が不適(極端な低血圧など)と判断された場合には、鎮静剤の使用を控えさせていただく場合があります。
  • ご希望の方には鼻からの内視鏡(経鼻内視鏡検査)を選択していただくことも可能ですが、経鼻内視鏡検査の場合には鎮静剤の使用はできませんのでご了承ください。鼻の中が狭い場合などには検査不適として口からの内視鏡となる場合もあります。また、経鼻内視鏡後は鼻出血が起こる可能性があります。血液サラサラにする薬剤(抗血栓薬、抗血小板薬)を内服されている患者様については鼻出血が発生する危険性が高く、経鼻内視鏡は控えさせていただきます。
  • 検査時には眼鏡や義歯は外しておくようにお願いします。
  • 検査中の唾液や検査に使用する色素で衣類の肩口などが汚れる場合がありますので、ご了承の上で検査を受けやすい衣類を着用して来院されてください。
  • 検査直前に行う咽頭麻酔の影響で喉の痺れ、違和感がしばらく持続します。検査後1時間程度経過して喉の症状が落ち着いてから飲食されるようお願いします。
  • 検査予約時に記載していただく問診表については可能な限り具体的に記載していただきますようお願いします。不備がある場合などには当日検査困難となってしまう場合がありますのでご了承ください。
  • 緊急処置などの影響で検査の順番が前後する場合があります。
    検査結果次第で複数回の検査が必要となる場合があります。
  • 来院時に発熱や咳症状が目立つ方については、院内規定に則り先にコロナ検査を優先して行い、陰性確認後の検査となります。

患者様注意事項PDF
患者様に印刷してお渡しください。

胃内視鏡検査
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092-681-3115(代表)

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