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2024/08/26

検査科だより:心臓エコー検査について

心臓エコー検査とは?

超音波装置を使って心臓の様子を調べる検査のことです。

超音波とは人間には聞こえない高い周波数の音波のことをいい、ものにあたるとはね返るやまびこのような性質を持っています。超音波装置から体の中に送られた超音波は組織や臓器で反射して機械に戻り、体の中の様子が白黒画像として表示されます。この画像を元に心臓に異常がないか調べます。

 

なにがわかる?

心臓の動きや血液の流れを調べることができます。

心臓は、私たちが寝ている間も常にポンプのように動いて全身に血液を送っています。

心臓の動きが悪くなると、全身に十分な血液を送り出せなくなります。

 

検査方法や検査時間は?

 

検査時間は15分程度です。

ベッドに寝てもらいます。

胸を露出させ、機械で触ります。

検査中、部屋は電気を消すため暗くなります。

痛みを伴わない検査です。

 

心臓の病気が疑われるサイン

動悸がする、脈が飛ぶような感じがする。これらの症状は不整脈の可能性があります。

胸部の痛み、不快感、圧迫感、絞扼感(しめつけられるような感じ)、顎や歯の痛み、左肩の痛み。これらの症状は心筋梗塞や狭心症の可能性があります。

息苦しい、両足がむくむ。これらの症状は心不全の可能性があります。

上記症状は必ずしも心臓の病気とは限りませんが、調子が悪い、普段と違うと感じる、気になる症状が出た場合は、自己判断で様子をみるのではなく、はやめに病院を受診するようにしましょう。

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