外科系診療部
Department of Surgery

せぼね外来

脊椎に関する病気は、首や腰の痛み、腕や足のしびれ、歩行障害、等多種にいたります。
このため診断・治療には高い専門性が必要となります。
そこで当院では、脊椎疾患に特化した『せぼね外来』を開設いたしました。

対象となる疾患

「首が痛い」、「腰痛が困る」、「手足のしびれや痛み」、「長く歩けない」など首から腰までの脊椎が原因で起こる症状を治療いたします。
対象疾患は、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、靭帯骨化症、さらに高齢化に伴い急増している骨粗鬆症による脊椎圧迫骨折、等になります。

治療内容

痛みやしびれの症状の把握、さらにレントゲン、MRIなどの各種画像検査行い診断を行います。症状と診断結果から、まずは保存的治療としてお薬での治療を開始し、症状に合わせて各種神経ブロック療法を併用することで、できるだけ早期に痛みが軽減するように努力いたします。

保存的治療にて効果が得られない場合や神経麻痺症状が強い場合は手術を行いますが、その場合は一人一人の患者様の症状に対して脊椎外科専門医が最新かつ最善の治療を提供するように努力いたします。

特に、腰椎椎間板ヘルニアに対しては、最新の治療方法である局所麻酔下でのヘルニコア注入療法を、また高齢化に伴い激増している骨粗鬆症脊椎圧迫骨折に対しては体に優しいとされる経皮的バルーン椎体形成術(BKP手術)を積極的取りいれ、可能な限り早期に日常生活に戻れるように努力しています。

せぼね外来

予約の患者様優先となります。
できるだけお電話にて事前予約をお願いいたします。

tel 092-681-3115

診察日時はこちらからご確認ください。

担当医師:日本脊椎脊髄病学会専門医/指導医 密川 守

担当医師

この度、令和3年4月1日をもちまして福岡輝栄会病院脊椎外科部長に就任いたしました密川 守と申します。

出身は大阪で、自家が商売をしていることから同志社大学商学部に進学いたしました。まじめに(自分では)3年間在籍しておりましたが、大学4年の春に思うところあり医師を目指すことになり、大学受験に再挑戦し久留米大学医学部に入学いたしました。
学生時代は医学部ラグビーに所属し、毎日毎日グランドを走ってばかりの日々でしたが、人間関係に恵まれ、本当に充実した学生生活を送ることができました。
学生時代を含めると、九州福岡の地で生活を始めて37年目になります。人生の半分以上を福岡で過ごしており、福岡が大好きで福岡弁も上手に話せるようになりました。

整形外科医としては、平成3年に久留米大学医学を卒業後 同大学整形外科に入局し、久留米大学病院、米国エモリー大学、および久留米大学関連病院等で脊椎外科の研鑽を積んでまいりました。
平成26年4月1日からは福岡山王病院整形外科・脊椎外科部長として6年間脊椎疾患の治療に邁進し、その間にも脊椎圧迫骨折に対する経皮的バルーン椎体形成術(BKP手術)や腰椎椎間板ヘルニアに対する経皮的ヘルニコア注入療法など最新かつ画期的な治療方法を積極的に取り入れ、非常に良好な成績が得られております。

これまでに久留米大学とその関連病院において2900例を超える脊椎手術を経験してまいりました。この経験を生かし、福岡輝栄会病院においても引き続き脊椎診療に取り組んでいきたいと考えております。
脊椎疾患により疼痛や麻痺にて苦しんでいる患者様方に、笑顔で生き生きとした生活がおくれますように、微力ではございますが誠心誠意努力していく所存でございます。

令和3年4月1日

福岡輝栄会病院脊椎外科部長
密川 守

脊椎脊髄病学会専門医/指導医 密川 守


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