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脳卒中センター

 当院脳神経外科は昭和57年に設立されました。今年で設立35年目にあたります。設立にあたっては、当時脳卒中診療のメッカであった秋田県立脳研究センター脳神経外科の
故 伊藤善太郎先生のご指導を頂きました。その後脳卒中センターを創設し、平成26年4月1日より脳卒中センター長鈴木聡(すずきさとし、昭和60年九州大学卒業。詳細は福岡輝栄会病院広報誌かがやき2014年特集号をご参照ください)、機能神経外科部長石橋秀昭(いしばし ひであき)、脳神経外科部長尤郁偉(ゆう いえ)のもと、4人の脳神経外科医、1人の神経内科医が診療に従事しています。3人が脳卒中専門医、2人が脳血管内治療専門医として認定されています。モットーは”標準的治療の実践”です。世の中でスタンダードとされる治療をきちんと行うよう心がけています。

 

 当院脳神経外科で最も力を入れているのは脳卒中診療です。オン・コール体制にて24時間365日対応しています。内科的治療、直達手術、血管内治療ともに十分な経験を有する医師が勤務しており、良好な治療成績を残してきました。特に急性期の脳虚血ではアルテプラーゼ静注療法、ステント型血栓回収システムを用いた血管内治療のいずれにも対応できる、福岡市内でも数少ない施設の一つです。その他脳動脈瘤に対するコイル塞栓術、開頭動脈瘤ネッククリッピング、頚動脈内膜剥離術、頚動脈ステント留置術、バイパス手術など、脳卒中で必要な治療に全て対応しています。

 

 脳卒中は急性期だけでなく、亜急性期、慢性期の治療も重要です。当院はケアミックス型病院で、急性期病棟のほかに回復期リハビリテーション病棟、療養病棟を有しており、シームレスなリハビリテーションが可能です。中野智伸は日本リハビリテーション学会の専門医です。日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士でもあり、嚥下評価をきちんと行ったうえで嚥下訓練を行っています。また、脳卒中後遺症である痙縮が起きた場合、ボツリヌス毒素注入療法も行っております(ホームページ”ボツリヌス療法外来”をご参照ください)。5人がボツリヌス毒素注入療法の施術資格を有しています。また、脳卒中後遺症としての痙縮や疼痛に対する脳脊髄液腔内バクロフェン投与、硬膜外電極挿入も可能です。

 

 もちろん脳神経外科の診療は脳卒中だけではありません。脳腫瘍、外傷、脊椎・脊髄疾患の治療も日常的に行っております。頸椎症に対する前方固定術、チタンバスケットを用いた頚椎推弓形成術、腰椎椎間板ヘルニアに対するラブの手術など脳から脊椎・脊髄、末梢神経まで対応します。

 

 2016年1月からは機能神経外科部長として石橋秀昭が赴任しました。福岡市内で数少ないてんかん専門医としててんかん診療にも従事します。お気軽に外来担当医にご相談ください。(2016年1月27日更新)

 


 

 

広報誌かがやき2014年特集号

エビデンスに基づいた標準的治療の実践

副院長・脳卒中センター長 鈴木 聡 医師