外科系診療部
Department of Surgery

脳神経外科

診療内容

脳神経外科は、脳の病気と闘います。

脳神経外科では脳神経外科医5名にて幅広く診療を行なっています。顕微鏡を用いた手術、血管内治療、ハイビジョン神経内視鏡手術などの最先端の機器を駆使し、脳卒中や頭部外傷といった病気から、脳腫瘍や脊椎疾患、機能的疾患などの専門的な疾患まで広く当院にて加療をできることを目指して診療にあたっております。

特に脳卒中治療に関して、超急性期血行再建術を中心とする手術治療はもちろん、生活習慣病をはじめとする内科的疾患や心疾患など、脳卒中に至った原因を徹底的に検索し、それに対する治療も十分に行って再発することがないよう予防医療にも力を入れています。脳神経外科だけでなく、リハビリテーション科や循環器内科などの他科医師、看護師、薬剤師、リハビリテーションスタッフ、社会福祉士と共に、社会的背景なども考慮に入れたチーム医療を実践しています。

  •  顕微鏡手術
  •  血管内手術 
  •  神経内視鏡手術

取り扱っている主な疾病

脳卒中(脳血管障害)

くも膜下出血、脳動脈瘤(開頭ネッククリッピング術、コイル塞栓術)
脳出血(開頭血腫除去術、内視鏡下脳内血腫除去術、定位的脳内血腫吸引術)
脳梗塞(tPA静注療法、ステントリトリーバなどによる血栓除去療法)
内頸動脈狭窄症・閉塞症(頸動脈内膜剥離術、頸動脈ステント留置術、バイパス手術)

頭部外傷

急性硬膜下血腫・急性硬膜外血腫(開頭血腫除去術)
慢性硬膜下血腫(穿頭洗浄術)
脳挫傷、頭蓋骨骨折

脳腫瘍

髄膜腫(開頭腫瘍摘出術)
下垂体腫瘍(内視鏡下経鼻的下垂体腫瘍摘出術)
神経膠腫(術中蛍光診断を用いた開頭腫瘍摘出術)
転移性脳腫瘍(開頭腫瘍摘出術)

機能的疾患

てんかん(迷走神経刺激装置埋め込み術)

パーキンソン病(脳刺激電極埋め込み術)
上肢痙縮・下肢痙縮(ボトックス治療、バクロフェン髄腔内投与療法)
顔面けいれん(微小血管減圧術、ボトックス治療)
三叉神経痛(微小血管減圧術)
水頭症(脳室腹腔シャント術、脳室心房シャント術、腰椎腹腔シャント術)

脊椎・脊髄疾患

頚部脊柱管狭窄症(頚椎椎弓形成術、頚椎前方固定術)
腰部脊柱管狭窄症(腰椎椎弓切除術)
腰椎椎間板ヘルニア(椎間板ヘルニア切除術)

炎症性疾患

髄膜炎
脳炎

認知症

アルツハイマー病など

 

脳神経・脊髄疾患治療部


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