2024/06/03
食中毒予防のポイント6選!夏に気を付けたい対策
厚生労働省では毎年8月を「食品衛生月間」に定めています。食中毒は夏場(6月~9月)に多く、湿気を好み、気温が高くなり始める梅雨時期は要注意!
食中毒予防の3原則
①つけない・・手洗い
②増やさい・・低温保存
③やっつける!・・加熱処理
家庭でできる食中毒予防6つのポイント
ポイント1:食品の購入
◇消費期限を確認して
◇肉や魚はビニール袋に小分けして
◇保冷材や保冷パックを用意して
◇寄り道せずに帰りましょう
ポイント2:家庭での保存
◇すぐに冷蔵庫や冷凍庫に
◇冷蔵庫は10度以下、冷凍庫は-15℃に保つ
◇詰め過ぎずに7割保存で
◇肉や魚は混濁しないよう包んで分けて保存
ポイント3:下準備
◇調理前、肉・卵に触れたら手洗いを
◇野菜は流水で良く洗う
◇生食する食品は調理済み食品から離しておく
◇解凍は冷蔵庫、または電子レンジの中で行い、使う分だけ解凍し繰り返さない
◇包丁やまな板は肉・魚・野菜用に分別して使用する
◇ふきん類は熱湯で煮沸してよく乾燥させる
◇使用後の調理器具は熱湯をかけて消毒する
ポイント4:調理
◇調理の前の手洗いを忘れずに
◇十分に加熱。中心部は75℃/1分が目安
◇電子レンジを使う場合は均一に加熱されるように
ポイント5:食事
◇食べる前の手洗いを忘れずに、清潔な食器で
◇料理を長時間室温で放置しない
◇温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに食べる
ポイント6:残った食品
◇残った食品を扱う前も手洗いして清潔な容器に保存
◇早く冷えるように小分けするのも良い方法
◇再加熱は十分に。保存期間に要注意
◇品質が怪しいと思った食品は食べずに廃棄する
嘔吐や下痢の症状は原因物質を排除しようとする体の防御反応です。むやみに市販の下痢止めなどの薬を服用せず、早めに医師の診断を受けましょう。